This website uses cookies.Before continuing to use our website, you agree and accept Privacy policy.Accept

妻の怖い話 離婚貯金をし出した妻、その目的は一体。 ホラーIQ - 無料 ダウンロードなし


妻の怖い話 離婚貯金をし出した妻、その目的は一体。

「離婚貯金」を見つけたとき、僕はむしろ安堵した。

いや、正確には「離婚貯金」とは書かれていないが、僕に隠れてこっそりと別の銀行口座に貯金をしていたのだ。

その額は300万円になろうかとしていた。



ただ離婚をすることになっても僕はいいと思えていた。

最近の妻は、ますます小言がうるさい。

僕の体調管理に対して常軌を逸していたからだ。

「脂肪がつくと台無しよ」と食事を制限され、毎日全身の肌に高価なクリームを塗るよう強要された。

僕が仕事で小さな切り傷を作って帰宅した夜、彼女は狂ったように泣き叫び、僕を責め立てた。

その異常な執着に、僕はもう限界だった。



またさらに発見した彼女の極秘ノート。

「家具リスト」という項目に、僕の書斎にあるアンティークチェアや、お気に入りのサイドテーブルが並んでいるのを見て、僕は合点がいった。

彼女は離婚して、僕の愛用していた品々をすべて持っていくつもりなのだ。



「今日は特別おいしい日にしましょうね」

妻は、僕の好物ばかりを並べたテーブルを前に、聖母のような微笑みを浮かべた。

僕は心の中で「やっとか」と呟いた。

自由になるための手切れ金にしては、パートの彼女がコツコツ貯めるには大金だったろう。

「お疲れ様。苦労をかけたね」

僕が労いの言葉をかけると、妻はうっとりと僕の顔を見つめた。

「いいえ。あなたのこの、完璧な骨格。そして透き通るような白い肌。……これを維持するためなら、どんな苦労も報われるわ」

その時、急に指先が痺れ始めた。

ワインを飲んだわけでもないのに、体の自由が利かなくなる。

「……な、にを……盛った……?」

「筋肉を弛緩させる薬よ。今のうちに言っておくわね。あなたもうすす気づいていたようね。

私の300万円、あれは引っ越し代じゃないの」

妻は立ち上がり、僕の背後に回った。冷たい指先が、僕のうなじを優しく撫でる。


『剥製』の加工賃よ。

内臓をすべて取り出して、防腐処理をして、中に綿と樹脂を詰め込むの。

そうすれば、あなたは一番美しい姿のまま、一生私だけのものになる。



彼女は私の浮気に気付いていた。

自尊心を守る手段として、彼女は僕を一生自分のものにする方法をみつけたのだ。

ここに掲載されている怪談はフィクションでいかなる個人・団体と関係ありません

1分怪談へ戻る

Menu

怖いTシャツ


恐怖を身にまとおう!


ホラークイズ


2026年最新のホラークイズ集


ホラータイピング


ゾンビを倒しながら進むタイピングゲーム。


あなたはバンパイアの住む屋敷へと潜入した。 バンパイアを退けるには、経典に書かれているワードを放つことが大事だ...



ホラーノベル

短い怖い話「1分怪談」 1分でサクッと読める怖い怪談を集めました。
ホラータイプ16 あなたの心の奥底に潜む“恐怖の性格”を暴き出す診断テスト。




無料ホラーゲーム


Xデイを推理せよ 事件現場に残された数字から次の犯行予告日を推理せよ。
ノックする者 3分間ノックされてもドアをあけないこと。
心霊写真鑑定士 どんな偉人の心霊が映し出されているかお分かりだろうか。
無限!「バイオハザード」ドア体験 バイオハザード風“ドア開け”を、好きなだけ、無限に。
犯行現場8時[ミニマムな8番ライクゲーム] 異変あり/なし」を見極めながら犯行現場を朝8時まで守り抜く。
事故物件8時[ミニマムな8番ライクゲーム] 異変あり/なし」を見極めながら犯行現場を朝8時まで守り抜く。




リアルハングマン


リアルな動画で展開するハングマンゲーム。彼を救えるのはキミだけだ!



SNS