This website uses cookies.Before continuing to use our website, you agree and accept Privacy policy.Accept

異聞・恐怖の味噌汁 ユニークなオチが待っているこの話。実はもう一つの展開があった。 ホラーIQ - 無料 ダウンロードなし


異聞・恐怖の味噌汁 ユニークなオチが待っているこの話。実はもう一つの展開があった。

午前10時。厚い遮光カーテンを透過したわずかな光が、乱雑な自室を照らしていた。 翔太はひどい二日酔いのような頭痛とともに目を覚ました。昨夜の記憶が驚くほど抜け落ちている。 (……飲みすぎたか?) 喉が異常に乾いている。彼はふらつく足取りで部屋を出て、階段を降りた。家の中は不気味なほど静まり返り、生活音が一切しない。



リビングに入ると、そこには不自然なほど整った「理想的な朝食」が並んでいた。 炊きたてのご飯、一切の焦げ目がない美しい卵焼き。そして、中央には漆塗りの椀に入った味噌汁が、静かに湯気を立てている。

「母さん、いるの?」

返事はない。しかし、母はいつもパートで朝早くに出かける。寝坊した自分のために用意してくれたのだろう。 翔太は席につき、まずは喉を潤そうと味噌汁の椀を手に取った。 中には、たっぷりのわかめと、真っ白でふわふわとした**「麩」**が浮いている。

「……今日、麩の味噌汁か」

彼が箸を割り、麩を口に運ぼうとした、その時だった。



バイブレーションの振動音が、静寂を切り裂いた。 テーブルの端に置いてあったスマホの画面が激しく明滅している。 【新着メッセージ:母さん】

翔太は何気なく画面をスワイプした。そこに並んでいた文字列に、指先が凍りつく。

『翔太、今すぐ家を出なさい。絶対に何も食べちゃダメ。近所で女性の遺体が見つかったんだけど、犯人が逃走中にうちに侵入したって目撃情報があったの。防犯カメラに、エプロンをしてキッチンに立つ知らない女が映ってた。今警察と向かってる。返事して!』

血の気が引いた。 では、キッチンの方から聞こえる、この「カツカツ」という小さな音は何だ。 ゆっくりと視線を上げると、キッチンの影から、見知らぬ女が顔を半分だけ覗かせていた。 彼女は、翔太が使っているのと同じ箸を一本だけ持ち、それを自分の爪で「カツ、カツ」と弾きながら、満面の笑みでこちらを見ていた。

「……あら、お麩、お嫌いだった?」

彼女の足元には、本物の母親がいつも使っているエプロンが、赤黒いシミにまみれて転がっていた。

私は恐怖におののきながら、もう一度味噌汁を見つめ直した。

ここに掲載されている怪談はフィクションでいかなる個人・団体と関係ありません

1分怪談へ戻る

Menu

怖いTシャツ


恐怖を身にまとおう!


ホラークイズ


2026年最新のホラークイズ集


ホラータイピング


ゾンビを倒しながら進むタイピングゲーム。


あなたはバンパイアの住む屋敷へと潜入した。 バンパイアを退けるには、経典に書かれているワードを放つことが大事だ...



ホラーノベル

短い怖い話「1分怪談」 1分でサクッと読める怖い怪談を集めました。
ホラータイプ16 あなたの心の奥底に潜む“恐怖の性格”を暴き出す診断テスト。




無料ホラーゲーム


Xデイを推理せよ 事件現場に残された数字から次の犯行予告日を推理せよ。
ノックする者 3分間ノックされてもドアをあけないこと。
心霊写真鑑定士 どんな偉人の心霊が映し出されているかお分かりだろうか。
無限!「バイオハザード」ドア体験 バイオハザード風“ドア開け”を、好きなだけ、無限に。
犯行現場8時[ミニマムな8番ライクゲーム] 異変あり/なし」を見極めながら犯行現場を朝8時まで守り抜く。
事故物件8時[ミニマムな8番ライクゲーム] 異変あり/なし」を見極めながら犯行現場を朝8時まで守り抜く。




リアルハングマン


リアルな動画で展開するハングマンゲーム。彼を救えるのはキミだけだ!



SNS