メッセージの友人 :ホラーIQ

メッセージの友人
夜中、友人から突然メッセージが届いた。
「今、後ろにいるよ」
冗談だろうと振り返ったが、部屋には誰もいない。
再びスマホを見ると、友人からのメッセージが次々と届く。
「もっと左」
「そこ、いいね」
「もう少しで触れる」
震える手で通話をかけたが、コール音の代わりにスマホの画面にぼんやりと顔が浮かんだ。
それは確かに友人の顔だったが、口元は耳まで裂けるほど大きく笑っていた。
画面越しの友人が囁く。
「やっと、来れた」
スマホの背面から、生ぬるい手がにゅっと飛び出し、肩を掴んだ。
(※パソコンのエッジで読み聞かせ機能を使うには、Ctrl+Shift+U」を押します。)夜中、友人から突然メッセージが届いた。
「今、後ろにいるよ」
冗談だろうと振り返ったが、部屋には誰もいない。
再びスマホを見ると、友人からのメッセージが次々と届く。
「もっと左」
「そこ、いいね」
「もう少しで触れる」
震える手で通話をかけたが、コール音の代わりにスマホの画面にぼんやりと顔が浮かんだ。
それは確かに友人の顔だったが、口元は耳まで裂けるほど大きく笑っていた。
画面越しの友人が囁く。
「やっと、来れた」
スマホの背面から、生ぬるい手がにゅっと飛び出し、肩を掴んだ。
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