無限の畳の間 :ホラーIQ

無限の畳の間
古びた日本家屋を探検していると、一枚の襖を開けた。
中には畳の部屋が広がっている。
だが奥へ進んでも進んでも、どこまでも同じ畳と柱が続くだけ。
振り返ると、入ってきたはずの入口が消えていた。
焦って走ると、遠くに人影が見えた。
「助けてください!」と叫ぶと、人影はこちらに背を向けて畳に座っている。
近づいて肩に触れた瞬間、それは振り向いた。
顔は私自身のものだった。
次の瞬間、視界がぐるりと回り、気づけば畳の間に“座る側”になっていた。
その前に、もう一人の私が入口を探して歩き回っている姿が見えていた。
(※パソコンのエッジで読み聞かせ機能を使うには、Ctrl+Shift+U」を押します。)古びた日本家屋を探検していると、一枚の襖を開けた。
中には畳の部屋が広がっている。
だが奥へ進んでも進んでも、どこまでも同じ畳と柱が続くだけ。
振り返ると、入ってきたはずの入口が消えていた。
焦って走ると、遠くに人影が見えた。
「助けてください!」と叫ぶと、人影はこちらに背を向けて畳に座っている。
近づいて肩に触れた瞬間、それは振り向いた。
顔は私自身のものだった。
次の瞬間、視界がぐるりと回り、気づけば畳の間に“座る側”になっていた。
その前に、もう一人の私が入口を探して歩き回っている姿が見えていた。
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