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小泉進次郎の怖い話 :ホラーIQ


HORROR IQ



小泉進次郎の怖い話

小泉進次郎の怖い、というか物悲しい話。

春の入学式。

真新しい制服の匂いと、体育館に響く拍手。

小泉は少し緊張しながら席に座った。これから始まる新しい生活に、わずかな期待もあった。



休み時間、ひとりの同級生が笑顔で近づいてきた。

「ねえ、小泉君だよね? お母さんがね、『政治家の息子だから仲良くしなさい』って言ってたんだ。

一緒に友達になろうよ」

言葉は優しく、笑顔も自然だった。

だが耳に残ったのは「仲良くしなさい」という命令のような響きだけ。

胸の奥に冷たいものが落ちた。

そのとき小泉さんは、「自分には友達出来ないんだな」と思ったのだそうだ。



小泉さんはKYともいわれ、独自の小泉構文を駆使しているが、どこかに人間不信がのこったままなのかもしれない。
(※パソコンのエッジで読み聞かせ機能を使うには、Ctrl+Shift+U」を押します。)

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