鏡の裏返し :ホラーIQ

鏡の裏返し
夜道を歩いていると、不意に肩を叩かれた。
振り返ると誰もいない。
再び前を向くと、そこにあったはずのコンビニのガラスに、自分の姿が映っていた。
しかし鏡像の自分は、私が振り返ったままの姿をしている。
じっと見つめ合うと、鏡の中の私がゆっくりと笑った。
次の瞬間、ガラスに映る街並みは真っ暗に沈み、そこには“もう一人の私”だけが残っていた。
「入れ替わろう」
口がそう動いた瞬間、足元の影がガラスに吸い込まれていった。
気づけばコンビニの中にいるのは私の姿だけ。
外からは、必死に助けを求める自分自身が叩き続けていた。
(※パソコンのエッジで読み聞かせ機能を使うには、Ctrl+Shift+U」を押します。)夜道を歩いていると、不意に肩を叩かれた。
振り返ると誰もいない。
再び前を向くと、そこにあったはずのコンビニのガラスに、自分の姿が映っていた。
しかし鏡像の自分は、私が振り返ったままの姿をしている。
じっと見つめ合うと、鏡の中の私がゆっくりと笑った。
次の瞬間、ガラスに映る街並みは真っ暗に沈み、そこには“もう一人の私”だけが残っていた。
「入れ替わろう」
口がそう動いた瞬間、足元の影がガラスに吸い込まれていった。
気づけばコンビニの中にいるのは私の姿だけ。
外からは、必死に助けを求める自分自身が叩き続けていた。
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