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産業廃棄物処理業者の怖い話 :ホラーIQ


HORROR IQ



産業廃棄物処理業者の怖い話

その日、台風と豪雨が街を襲った。

通りは静まり返り、人影もまばら。

街角にある食べログでも大人気のラーメン屋では、一周年の替え玉キャンペーンを開催中。

それでも、外から見える客はほとんどいなかった。



翌朝。

産業廃棄物処理業者は袋を前に首をかしげる。

台風の夜だというのに、廃棄物の量は普段と変わらない。

「おかしいな……」

他の店なら仕込みを減らすはず。

だが、この店だけは例外だった。

この店はいつもそうなのだった。



その夜、ラジオのニュース。

「この一年で、町の失踪者が急増しています!」

業者はふと、今日回収した袋を思い出す。

「まさかな...」

頭を数度振ると、業者次のお店へと車を走らせた。
(※パソコンのエッジで読み聞かせ機能を使うには、Ctrl+Shift+U」を押します。)


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