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ホラーIQ : 1分の短い怖い話(3)


HORROR IQ


短い怖い話 目次

1:松本人志の怖い話とは?
松本人志さんの伝説的なこわばな。 松本さんは仕事帰り、深夜の自宅マンションでエレベーターを待っていた。 その前に立っていたのは、帽子を深くかぶり顔を隠すようにうつむく男。言葉を発することなく、ただ不気味な空気だけを漂わせていた。その違和感に胸がざわつく。 部屋に戻る途中、エレベーターの... >>


2:ジンジャー・ロジャースの超常現象とは?
伝説的女優でダンサーのジンジャー・ロジャースが幼少期を過ごしたミズーリ州インディペンデンスの家にまつわる心霊現象。 この家を購入し修復を始めたマージ・パジット氏は、工事中に霧のようなものが現れ、それがやがて長いドレスを纏った女性の姿へと変わるのを目撃した。 それはまるでジンジャー本人が、... >>


3:バリー・ボストウィックの見た幽霊とは?
俳優バリー・ボストウィックは、休暇先の自宅で忘れられない恐怖を体験したという。数日間は何事もなかったが、やがて家の中で不審な物音が響き始めた。ドアの閉まる音、階下からの足音、何かがぶつかるような音――しかし家には誰もいなかった。 ある晩、背後の階段を上がって確かめに行った彼は、角の向こうに小さ... >>


4:Ice Tの超常体験とは?
人気ラッパーのIce-Tと妻Cocoは、サイキック・ミディアムのキム・ルッソと共にニュージャージーの廃工場を探索した。この場所は過去に死亡事故や違法労働があったとされ、曰くつきの建物だった。 当初、Ice-Tは「幽霊なんて信じない」と懐疑的だったが、探索が進むにつれ奇妙な現象に直面する。照明が... >>


5:マリリンマンソンの見た幽霊とは?
マリリン・マンソンは番組「Celebrity Ghost Stories」で、10代の頃に体験した恐怖を語っている。友人と地下室にこもり、魔術書『ネクロノミコン』をろうそくの明かりの下で開き、呪文を唱える“儀式”を試みた夜のことだ。 朽ちた階段を降りると、壁には黒ずんだ手形、どこからか滴る水音... >>


6:スティングが見た幽霊とは?
世界的ミュージシャンのスティングは、イギリス・ウィルトシャー州にある自宅「レイク・ハウス」で、妻トゥルーディ・スタイラーと共に忘れられない夜を経験したという。 ある晩、寝室にいた二人の前に、まったく見知らぬ人物が突如現れた。古風な衣装をまとったその姿は、部屋の片隅にぼんやりと立ち、確かに“肉眼... >>


7:ユアンマクレガーの恐怖体験とは?
俳優ユアン・マクレガーは、ロンドンの演劇学校に通っていた頃、忘れられない超常体験をしたという。イースター休暇中で学生は皆出かけ、彼だけが寮に残っていた。友人のビデオデッキを借りて映画『ブルーベルベット』を観ながら、一人の時間を楽しんでいた。 その後、風呂に入ろうとローブを羽織り、戸口にもたれて... >>


8:Netflixオザーク女優の怖い話とは?
Netflix『オザーク』で知られる女優ローラ・リニーは、かつて幽霊など信じていなかった。だが、ニューヨークの名高いベラスコ劇場で起きた出来事が彼女の考えを変えた。 この劇場では、1931年に亡くなった創設者デビッド・ベラスコが今もバルコニーから稽古を見守る姿が目撃されると伝えられている。また... >>


9:映画死霊館の怖い実話とは?
世界中で人気を集める『死霊館』シリーズ。その第1作の撮影現場では、主演女優ヴェラ・ファーミガが奇妙な体験に遭遇したという。彼女は作中で超常現象研究家ロレイン・ウォーレンを演じたが、その役を理解するために監督ジェームズ・ワンと電話で打ち合わせをしていた。 通話を終え、パソコンを開いた瞬間、画面に... >>


10:人形アナベルの怖い実話とは?
ホラー映画でおなじみの人形アナベルは、実際に存在し、現在もモンローのウォーレン家オカルト博物館に収められている。その不気味な存在感は『死霊館』や『アナベル』シリーズに反映され、観客を震え上がらせてきた。 2019年公開の『アナベル・カムズ・ホーム』の撮影現場では、奇妙な出来事が相次いだという。... >>


11:ジェシカ・アルバの怖い話とは?
女優で起業家のジェシカ・アルバは、17歳のとき実家で恐ろしい体験をしたと語っている。ある夜、突然、強い圧力のようなものに体を押さえつけられ、声を出すことも立ち上がることもできなかった。 「何かが私の布団を引き剥がしたのです。私は動けず、必死に抵抗しましたが、どうすることもできませんでした」と彼... >>


12:ベンジャミン・フランクリンの幽霊とは?
米国建国の父の一人であり、政治家として政府の基礎を築いただけでなく、作家・発明家・哲学者・科学者としても名を残したベンジャミン・フランクリン。 彼は死後もなお、ペンシルベニア州フィラデルフィアの哲学会図書館に出没すると囁かれている。 この場所では、夜更けにフランクリンの幽霊が書物を調べて... >>


13:アルカポネの幽霊とは?
禁酒法時代にシカゴの裏社会を支配した悪名高いギャング、アル・カポネ。彼は死後もなお、いくつかの場所に出没すると噂されている。 イリノイ州ヒルサイドにあるマウント・カーメル墓地には、カポネとその家族の墓所がある。そこを訪れる者が軽率な態度を見せたとき、不意にカポネの姿が現れるという。無言のまま鋭... >>


14:オーソンウェルズの幽霊とは?
ハリウッドを代表する映画監督であり、俳優・作家・プロデューサーとしても活躍したオーソン・ウェルズは、1985年10月10日、心臓発作で70歳の生涯を閉じた。だが、その後も彼の姿は時折目撃されている。 美食家として知られたウェルズの霊が現れる場所は、ロサンゼルスの人気レストラン「スウィート・レデ... >>


15:エルビスプレスリーの幽霊とは?
ックの王、エルヴィス・プレスリーは1977年に亡くなった後も、なお各地で姿を現すと噂されている。最愛の自宅グレイスランドに出没するのはもちろん、ラスベガス・ヒルトンでは白いスパンコール姿の彼を舞台係が目撃したと語っている。まるで全盛期のステージ衣装のまま、楽屋裏を歩いていたというのだ。 さらに... >>


16:マリリンモンローの幽霊とは?
1962年8月4日、過剰摂取で命を落としたマリリン・モンローは、今もブレントウッドの自宅に姿を現すといわれている。そこでは、彼女が愛したプードル「Maf」の幽霊犬の鳴き声が、中庭やプールから聞こえてくるという。マリリン自身も敷地内で何度も目撃されている。 しかし彼女の霊は家にとどまらず、ロサン... >>


17:ディズニーの幽霊とは?
ディズニーランドには、創設者ウォルト・ディズニーの霊が今も現れると噂されている。 1966年に亡くなった彼は鉄道をこよなく愛しており、夜遅くには線路の奥に実際には存在しない電車が姿を見せ、汽笛が鳴り響くことがあるという。 古くからキャストたちは「あれはウォルトの電車だ」と囁いてきた。 また、妻... >>


18:キアヌリーブスの怖い話とは?
マトリックスでおなじみキアヌの霊体験。 2014年、彼はトーク番組「ジミー・キンメル」に出演し、幼少期の奇妙な体験を語った。 「6歳か7歳の頃、オーストラリアから来て、乳母のレナータと妹と一緒に寝室にいたんです。妹は眠っていて、私はただ部屋をぶらぶらしていました。すると出入り口の方から突... >>


19:シンプソンの幽霊とは?
女優ミーガン・マラリーは、夫のニック・オファーマンと暮らしていた家に、不気味な気配を感じていたという。彼女はその正体を、1994年に殺害された元NFLスターO.J.シンプソンの元妻、ニコール・ブラウン・シンプソンの霊だと信じていた。 「私たちの家そのものではないけれど、O.J.がかつてニコールのた... >>


20:人気歌手デミ・ロヴァートの怖い話とは?
歌手のデミ・ロヴァートは、2013年にBuzzFeedへ寄稿した記事で、自身の幼少期の家にまつわる不思議な体験を語っている。 「私のテキサスの家は、ばかばかしいくらい幽霊が出るんです」と彼女は書いた。しかしそれは恐ろしい悪霊ではなく、ひとりの小さな女の子だったという。 「その子の名前は“... >>


21:女優サラ・スヌークの怖い話とは?
人気ドラマ『サクセション』のスター、サラ・スヌークは、2024年にロンドンのシアター・ロイヤル・ヘイマーケットで上演された舞台『ドリアン・グレイの肖像』に出演中、思わぬ体験をしたという。 観客席で誰かが立ち上がるのを見て、「ああ、退席するのだろう」と思った彼女は、視線を戻した。しかし再び振り返... >>


22:ビートたけしの怖い話とは?
たけしさんがロサンゼルスで泊まったのは、一番高級なホテルだった。 現地スタッフが気を利かせて“最高の部屋”を用意してくれたのだが、入った瞬間から違和感があった。 壁の一部だけが新しく塗られている。 リビングに座ると胸が苦しくなり、ベッドに横になればグワングワンと奇妙な音と共に金縛りに襲われ... >>


23:若槻千夏の怖い話とは?
若槻千夏がテレビで語った怖い話。 まだ駆け出しだった頃、樹海の横でロケをした夜のこと。 ホテルに戻って休もうとした瞬間、全身が動かなくなり、息すら詰まるような金縛りに襲われた。 ベッドはツイン。怖さに耐えきれず、メイクさんを呼んで同じ部屋で眠ってもらった。 人の気配に安心し、朝までぐっす... >>


24:夜の音楽室
放課後、音楽室からピアノの音が聞こえた。 覗くと誰もいない。 不思議に思い中へ入ると、鏡の奥で誰かが演奏していた。 それは制服姿の自分だった。 鏡の中の私は楽しそうに鍵盤を叩き、こちらに笑いかけてくる。 恐怖で逃げ出そうとしたが、体が動かない。 鏡の中の自分は立ち上がり、ゆっくりこちらへ近づいて... >>


25:タクシーの乗客 ― 後部座席に残った影
深夜、私は一人の女性を乗せた。 目的地を聞くと「お墓までお願いします」と淡々と答える。 墓地に到着し、料金を受け取ろうと振り返ると、誰もいなかった。 慌てて外に出て周囲を探すが、人影はない。 恐怖に駆られ車に戻ると、ルームミラーにはまだ女性が座っている姿が映っていた。 背筋が凍り、目を逸らすこと... >>


26:父の知らせ ― 時計の止まった時刻
父が入院していた夜、自宅でうとうとしていると、父の形見の腕時計が突然止まった。 秒針がピクリとも動かない。 見たことのない時刻で止まっていた。 不思議に思い眺めていると、電話が鳴った。 病院からの連絡だった。 「……先ほど、ご容体が急変して」 時計を確認すると、その止まった時... >>


27:公園のブランコ
深夜の公園で、一人の少女がブランコに座っていた。 月明かりに照らされ、長い髪が風に揺れている。 心配になり「大丈夫?」と声をかけると、少女は振り向かずに消えた。 まるで霧が晴れるように、その姿は音もなく消滅したのだ。 呆然としてベンチに腰を下ろした瞬間、隣に湿った気配を感じた。 足... >>


28:布団の中の足
夜更け、布団に入ると突然耳元で「起きないで」と囁く声がした。 金縛りのように体が固まり、目を閉じたまま動けない。 恐怖に耐えきれず思い切って目を開けると、部屋は暗闇に沈んでいた。 しかし布団の中、足元に妙な違和感がある。 そっと手を伸ばすと、自分のものではない冷たい足に触れた。 慌... >>


29:メッセージの友人
夜中、友人から突然メッセージが届いた。 「今、後ろにいるよ」 冗談だろうと振り返ったが、部屋には誰もいない。 再びスマホを見ると、友人からのメッセージが次々と届く。 「もっと左」 「そこ、いいね」 「もう少しで触れる」 震える手で通話をかけたが、コール音の代わりにスマホの画... >>


30:無限の畳の間
古びた日本家屋を探検していると、一枚の襖を開けた。 中には畳の部屋が広がっている。 だが奥へ進んでも進んでも、どこまでも同じ畳と柱が続くだけ。 振り返ると、入ってきたはずの入口が消えていた。 焦って走ると、遠くに人影が見えた。 「助けてください!」と叫ぶと、人影はこちらに背を向けて... >>


31:鏡の裏返し
夜道を歩いていると、不意に肩を叩かれた。 振り返ると誰もいない。 再び前を向くと、そこにあったはずのコンビニのガラスに、自分の姿が映っていた。 しかし鏡像の自分は、私が振り返ったままの姿をしている。 じっと見つめ合うと、鏡の中の私がゆっくりと笑った。 次の瞬間、ガラスに映る街並みは... >>


32:呪われた貝殻
海辺を散歩していると、美しい貝殻が砂浜に落ちていた。 拾って耳に当てると、波音の代わりに「助けて」という声が響いた。 気味が悪くなり投げ捨てたが、数歩歩くとまた足元に同じ貝殻が転がっていた。 繰り返し捨てても、必ず戻ってくる。 ついに恐怖に耐えきれず、海へ力いっぱい投げ込んだ。 だ... >>


33:集合写真の転校生
学校行事の集合写真を受け取った。 クラス全員が笑顔で写っているはずなのに、一人だけ見知らぬ顔が混じっていた。 女子でも男子でもない、判別のつかない不気味な顔。 「合成だろ」と皆で笑ったが、どの写真にも必ずその人物は写っていた。 翌日、教室の扉が開き、担任が新しい転校生を紹介した。 ... >>


34:位牌の名前
祖母の家で法事があった。 仏壇にずらりと並ぶ位牌を眺めていると、ふと一つに違和感を覚える。 裏返してみると、そこにはまだ生きているはずの自分の名前が墨で書かれていた。 思わず声を上げると、祖母がやってきて優しく笑った。 「それはね、いずれあなたが来るときのために、もう準備してあるのよ... >>


35:声の挟み撃ち
人気のない夜道を歩いていると、背後から「待って」という声が聞こえた。 振り向いても誰もいない。 早足で進むと、今度は前方からも同じ声が響いた。 闇の中、左右の路地からも「待って」「待って」と声が重なる。 恐怖で立ちすくむ私を囲むように、四方八方から声が近づいてくる。 次第にそれらは... >>


36:公衆電話の警告
深夜の帰り道、公園にある古い公衆電話が突然鳴った。 無視しようとしたが、音が頭に響き続け、気づけば受話器を取っていた。 「振り向くな」 受話器から聞こえた声は、確かに自分自身の声だった。 混乱して思わず振り返ると、背後には誰もいない。 安堵した瞬間、受話器から絶叫が響いた。 ... >>


37:二人の母
夕食時、台所から母の声がした。 「ご飯できたわよー」 リビングにいる母に「呼んだ?」と尋ねると、母は怪訝そうに首を振った。 「呼んでないよ。でも今、玄関から私の声がしたでしょう?」 血の気が引き、玄関へ向かうと、もう一人の母が立っていた。 無表情で、口元だけが引きつるように笑ってい... >>


38:スマホの顔認証
夜中、眠れずスマホをいじっていた。 突然インカメラが勝手に起動し、「顔を検出しました」と表示が出た。 けれど部屋には自分しかいない。 怖くなり電源を落とそうとしたが、画面は真っ暗にならず、見知らぬ人の顔がぼんやりと映り込んでいた。 それは青白く痩せこけた頬で、目だけがぎらついている。 次の瞬間、... >>


39:天井裏の足音
アパートで深夜になると、天井裏から足音が聞こえるようになった。 小さな裸足のような音が、すぐ頭上を行ったり来たりする。 我慢できず管理人に相談すると「最上階だから人がいるはずない」と首をかしげる。 不安を抱えながらも、その夜は眠りについた。 しかし午前二時、再び足音が始まる。 今度は数が増え、子... >>


40:エレベーターの鏡
夜中、マンションのエレベーターに一人で乗った。 扉が閉まり、鏡に映る自分をなんとなく見た瞬間、違和感に気づく。 ――笑っていない。 私は無表情なのに、鏡の中の自分がにたりと笑っている。 恐怖で動けずにいると、エレベーターが突然止まった。 表示はどの階にも合っていない数字を示している... >>


41:雨夜の傘
雨の夜、仕事帰りに傘を差して歩いていた。 静かな路地で水溜まりを避けながら進んでいると、ふと隣にもう一本の傘が並んだ。 見上げても誰の姿もない。 だが、雨粒は確かにその傘に打ちつけていた。 驚いて立ち止まると、傘も同時に止まる。 歩き出せば、またぴたりと寄り添ってくる。 耳を澄ま... >>


42:古本の日記
古本屋で見つけた、擦り切れた革表紙の日記を買った。 帰宅して読み進めると、持ち主の生活が丁寧に記されている。 だが後半になるにつれ、文は乱れ、内容も怪しくなる。 「毎晩、押し入れから声がする」 「窓の外に同じ顔が立っている」 やがて日記は一日ごとに短くなり、最後のページには一文だけ... >>


43:オンライン会議の影
在宅勤務の夜、オンライン会議に参加していた。 画面に映る自分の姿の背後に、見知らぬ男が立っているのが見えた。 慌てて椅子を回して後ろを振り返ったが、部屋には誰もいない。 気のせいかと思い直して画面に目を戻すと、今度はその男が私の椅子に腰を下ろしていた。 顔はぼやけ、目だけがぎらついて... >>


44:自販機の声
残業帰りの夜、街灯の少ない路地で自販機を見つけた。冷たい缶コーヒーを買おうとボタンを押すと、取り出し口から缶と一緒に「おかえり」と小さな声が聞こえた。思わず辺りを見回すが、誰もいない。奇妙に思い缶を開けた瞬間、中から濡れた黒髪が一本、ぬるりと落ちてきた。背筋が凍りつき、思わず缶を投げ捨てたが、髪は地... >>


45:隣室の子守唄
アパートの隣室から、毎晩決まって子守唄が聞こえてきた。優しい女性の歌声だが、どこか不気味で抑揚が一定だ。ある夜、好奇心に駆られ管理人に隣人のことを尋ねた。だが返ってきた答えは「隣は長いこと空室ですよ」。背筋がぞわりとした。 その夜、確かめようとスマホを手に隣室の壁際で録音を試みた。すると歌声は... >>


46:押し入れの声
新しいアパートに越してきて数日。夜になると決まって押し入れの奥から子供の笑い声が聞こえるようになった。最初は気のせいと思ったが、声は夜ごとにはっきりしていく。意を決して扉を開けても、中は真っ暗で何もいない。しんとした静寂が広がり、閉めるとまた笑い声が始まった。 ある晩、布団に潜っていると、背中... >>


47:夜行バス
夜行バスで長距離移動をしていた。 深夜、車内の暗さに目を覚ますと、隣の席の乗客がいなくなっていた。 周囲を見渡すと、どの座席も空っぽで、車内には自分ひとりしかいない。 奇妙に思い前方を見ると、運転席もまた無人だった。にもかかわらず、バスは一定の速度で道路を進んでいる。 車体は静かで、エンジン... >>


48:廃校の机
夏休みの夜、友人と二人で肝試しに廃校へ忍び込んだ。錆びた鉄門を押し開け、雑草に覆われた校庭を進む。 懐中電灯の光に照らされる廊下は、湿気と埃の匂いがこもり、床板がぎしぎしと鳴った。互いに冗談を言い合い、怖さをごまかしながら進むうちに、一つの教室の前で足が止まる。 窓越しに覗くと、暗がりの... >>




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更新履歴

  • 2025/7/18 ベータ版公開